エコ葬儀とは
全国の火葬場からは、なんと年間約20万トンものCO2が排出されている(2005年度の統計)のをご存じでしょうか?
地球環境の危機が叫ばれている今、世界的にCO2の排出を削減しようとしている今、これは決して無視できない量と言えます。
実はこのエコ葬儀、推奨している業者は多く、共通認識とされているのは、木製に比べてCO2排出量が少なく、燃焼時間が15分と短い紙製の「エコ棺」を用いること。
そして売上の一部を森林再生事業のために寄付することなどです。
葬儀も地球環境を考えなければならない
時代になったのです。
2007年時には20~25%の割合でエコ棺を選択しています。さらには副葬品として入れられる時計やメガネを間伐材などを使った模型で代用する人も増えています。
具体的な取り組み
「エコロジー(ecology)」は地球環境を保護し、人間の生活との共存を目指すという考え方ですが、これを葬儀に当てはめたのがエコ葬儀です。お葬式にマイカーではなく公共交通機関を使う他にもCO2の排出が少ない燃料、木材の消費の少ない棺に変えるだけで、どれほど地球環境に対する影響を小さくできることでしょうか?
また、ただ地球環境に配慮するだけでなく、木材の消費を抑えた棺を使うことによって、浮いた費用で植林活動を行なうこともエコ葬儀の一環となっています。