生と死『シュタイナー教育の色彩~色と語らうひととき~』vol.7
2018年 11月 20日
テーマ『明暗画』
☆色彩は人の感情を活性化させる
第2七年期 7~14歳 色彩やハーモニーが感情を育てる
第3七年期 14~21歳 学問や知識を得る時期 白と黒だけの世界を体験する
☆線の始まりと終わり
線には、始まりがあり、終わりがある
地上のもの全てにも、始まりがあり、終わりがある
人生にも、始まりがあり、終わりがある
体的な肉体の生と死
魂的な心の生と死
霊的な精神の生と死
霊的な人生には、前後がある
生まれる前と死んだ後の霊の世界=光の世界 善悪のない純粋な世界
遠い星から、霊的な自我、個性が降りてきて、肉体に宿る
死ぬと体は終わりを迎えるが、その人が地上で成した行い、思いで、記録は残る
夜の睡眠から、朝の目覚めの間も、霊の世界に行っている
☆実習『明暗画』 ~光を意識する~
①白い紙に、黒い線を斜めに、それぞれが平行になるように、紙全体に描いていく
②白と黒が5:5になったら、白を意識する
その中で白っぽく見えるところを残すようにして、黒を描き足す
③白いところが浮かび上がるように、黒で周りに影をつける
☆『光と闇』の二元論
光があるから、闇が生まれる
白は光が来るから大きく見え、黒い闇は退くから小さく見える
光線は光の本質ではないことがわかる
二元論の世界 対立するものではあるが、それが世界をつくっている
悪はどこからきたのか? かつて善であったものが、悪になることもある
人のエゴが境界を作り、共有できない世の中をつくる
一元論の世界に、争いは起きない
ジョン・レノンのImaginenoの世界