セミナーレポート

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会う時会う場所『生きることと死ぬこと~シュタイナーの死生観に学ぶ』2025.5.20.

☆魂のこよみ

 

☆めぐる会8年目を迎える

2018年に開講しためぐる会の活動は、8年目に入りました。

人生を七年周期で考えると、第1七年期が終わり、第2七年期に入ったことになります。

人で言えば、意志を育てる年代が終わり、感情を育てる年代に入ったことになります。

ちょうど今月は、テーマに選んだ詩を読んで、シュタイナーの世界観や死生観の観点から考察するという試みを始めました。

先月の話し合いで、七年期は意識していなかったのですが、自ずから感情を育てる年代に入ったのかもしれません。

 

☆銀色夏生 詩集『ロマンス』より 「私たちが会う時会う場所」

銀色さんは、21歳のとき、白黒、善悪は同じものという考えに触れ、それを活動のもとにしたそうです。

21歳と言えば、第3七年期が終わる年に当たりますが、急にそうなったわけではなく、その前から種があり、育っていたのでしょう。

会うと思っていなかった人とばったり会うと、私たちは「偶然」とか「たまたま」と言ったり、「奇遇ですね」「ご縁ですね」などと言います。

しかしシュタイナーはカルマ論の中で、偶然はないと言っています。

そして私たちはユメユメ疑うこともなく、自然とポツリポツリと話し出します。

私たち参加者も、このめぐる会がなければ出会うことはなかったでしょう。

けれども繋がりを手繰り寄せるかのように、ここに集ってきました。

本当に不思議です。

 

☆復活

前の時代をご破算にしないと、次の世界に入ることはできない。

いも虫は、いも虫の体をご破算にして、さなぎになる。

蝶になるために。

 

☆オイリュトミー ハレルヤ

 

 

 

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